ものすごく失礼な気がするのです

こんにちは。

ラグビーW杯で日本が南アフリカに勝ち、日本中が大騒ぎですね。私はラグビーのルールさえよく知らない門外漢ですが、やはり日本が勝つのはそれだけでうれしいものです。

さて、新聞や各種メディアで「歴史的な大金星」や「ラグビーW杯史上最も衝撃的な事件」などと日本勝利のすばらしさが報じられているわけですが、ネット上では日本の勝利を別のジャンルのもので例える遊びが盛り上がっているようです。たぶんTwitterとか2ちゃんねるでのことでしょうが。

 ラグビーW杯イングランド大会1次リーグB組の初戦で、日本が過去優勝2回の強豪・南アフリカを34-32で撃破する大金星を挙げた。「世紀の大番狂わせ」、「W杯史上最大の衝撃」と世界を驚かせたこの勝利のすごさをラグビーを知らない人に伝えようとする動きが、ネット上で広まっている。

まず、他の競技で説明するケース。サッカーで言うと、「日本がアルゼンチンやイタリアに勝つようなもの」とする声があったが、これはまだ考えられうるレベル。野球で「高校生がソフトバンクに勝つ」であるとか、突拍子もないケースではレスリングで「桐谷美玲が吉田沙保里に勝つくらいすごい」というものまであり、歴史的偉業を目の当たりにした興奮が伝わってくる。

引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150920-00000041-dal-spo

こんな感じで「日本すごい!」ってなってるわけですが、ちょっと待ってください。

「桐谷美玲が吉田沙保里に勝つくらいすごい」ってそれ日本代表にとても失礼じゃないですか?だって「サッカーで日本がアルゼンチンに勝つ」のも「野球で高校生がソフトバンクに勝つ」のも、各競技のルールを理解して日々の練習を積んだプレーヤー達が勝負するものであるのに対して、おそらく桐谷美玲さんはレスリングの経験などない方だと思われます(Wikipediaなんかで一応調べましたが、レスリング関連の記述はありませんでした)。加えて吉田沙保里さんはレスリングの国際大会で十数連覇している現在世界一の選手です。

つまり私の感覚ではこの「桐谷美玲が吉田沙保里に勝つくらいすごい」という比喩はラグビーW杯に当てはめると、ラグビー経験がないどころかルールさえ理解しているか怪しい(くらい弱い)日本代表が世界ランク1位の南アフリカに勝った、という解釈になるのです。

これは日本代表に対しても「練習不足」とか他諸々失礼に当たるのはもちろん、南アフリカに対してもそんな史上最低、競技レベルにも達していない日本代表に負けたというとても失礼なことを言っていることになります。

私の感覚では、と書きましたが一般的にはこのような解釈を取るのが普通ですよね?私が敏感すぎるだけなのでしょうか?

ワイドショーなんかでもこの遊びが取り上げられてましたが、この「桐谷美鈴が――」が一番に紹介されていました。ちょっと理解に苦しみます。それが印象的でおもしろいからといってもあまりに無思慮じゃないでしょうか。

桐谷美玲さんも吉田沙保里さんもこんなネガティブな発信に巻き込まれて少し気の毒に思います。

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