第63回NHK杯一回戦第一局

今回は許家元二段対王銘エン九段の対局でした。二人は共に台湾出身です。
王九段はメイエンワールドで知られる独特の囲碁観の持ち主。許二段といえば、私は昨期の竜星戦での活躍ぶりが印象的です。今年の勝率が8割近いと言われても全く違和感はありません。それぐらい鮮烈な打ちぶりでした。
正直なところ、許二段が危なげなく勝つだろうと思っていました。許二段の勢いはすさまじいものだし、王九段は早碁が苦手なのだろうか、と思わせるくらいNHK杯での印象が良くないので。
しかしふたを開けてみれば王九段の完勝。中盤で黒の打ちすぎを咎めてすばらしい打ち回しを見せてくれました。反対に許二段のおとなしさが気になりました。竜星戦での強情なまでの攻めっぷりが全く見られず少し心配にすらなります。

2014040501

右辺白がカケツイだ時に隅の黒の攻防を見て切ったわけですが、解説でも言っていたように白は手を抜いてもさほど大きな損害がないところです。

2014040502

実戦でもそこの相手をせずに右辺の孤立しそうな黒石を分断していったのがかなりいい手だったように思います。

黒はほとんど何もできずに終わってしまい、少しショッキングな負けだったのではないでしょうか。個人的に許二段は中韓と互角に戦えるポテンシャルを持っていると期待してるのでがんばってほしいですね。

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