「さん」の使いどき

ちょっと気になる話題が目につきました。以下です。

http://www.oricon.co.jp/news/2049894/full/

 タレントの狩野英孝(33)が自身のツイッターでロックバンド・X JAPANのギタリストだった故hideさん(享年33)を「X JAPANのhide」と“呼び捨て”したことが一部ファンの批判を招いている。

事の発端は今月10日、宮城・仙台のライブハウスでhideさん直筆のサインを発見した狩野がツイッターで「仙台のライブハウスにX JAPANのhideの、サインがあった!」と報告。「仙台だからキャラクターに伊達政宗の眼帯してる 感動!」と写真付きで喜びを伝えた。

これに、ファンと思われるユーザーが「hide『さん』だろ」と注意したところ、狩野は「うるせーな、敬語つかえ」と反撃。さらに「X JAPANのtoshiが描いたhideのイラスト!宮城名物、牛タンって書いてる!!可愛すぎる!」と立て続けに“呼び捨て”でツイートした。

出典:ORICON STYLE

「さん付け」しないことの是非

個人的には呼び捨てで問題ないと思う。ただ前提として狩野氏とhideの間で面識がなく、一切やりとりがなかった場合に限ります。hideが亡くなったのは1998年、狩野英孝が芸人として活動を始めたのが2000年以降なので、普通に考えると接触はなかったと思われます。だから、問題ありません。

「さん付け」しても変じゃない状況

逆に言うと、面識もやりとりもない人間について話す時に「さん付け」で話すのにはものすごく違和感を覚えます。とここまで書いて、ふとこれに該当しない状況が思い浮かびました。下記のような状況があったとします。

A:B、Cとも友人関係
B:Aと友人関係、Cとはやりとりなし
C:Aと友人関係、Bとはやりとりなし

例えばAとBが以下のような話をしていたとする。

A:「この前言ってたCD、友達のCってやつから借りられたよ。また貸しするって伝えてあるから」
B:「ほんとに?じゃあ遠慮なく借りようかな。Cさんにお礼言いたいんだけど
A:「気にしなくていい。Cにはちゃんと言っとくから」

赤くした部分、呼び捨てにするか「さん付け」するか。個人的には呼び捨てにする気がするけど「さん付け」しても違和感がない。
先述したのと異なるのはhideは有名人であり、直接的にも間接的にも関わりがないこと。対してCは友人の友人という若干遠いとはいえ間接的に関わりをもっている人間。「さん付け」するか否かは、こういった対象の人間との関わりの有無、距離が関係しているように思われます。一度きっちり考えてみたい事項ですね。

敬称という大きな枠で考えると・・・

「~さん」というのは日本語学的には敬称というものに該当します。Wikipediaで確認すると「~さん」は接尾詞型の敬称で、他にも「~様」や「~氏」など多岐にわたりますが使用する状況は当然のことですが個々に異なっていて、私の中ではかなり錯綜してします。このあたり、網羅的に論じた書籍、論文などがあったら是非読んでみたい。というか絶対ありますよね、あるはず。ちょっと探してみよう。

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